前々回は手足と頭まで組み上がった状態まで進んだところで終わってしまいました。
あそこまでいけばあとは割と簡単です。
手足と頭をそれぞれ胴体の部品に取り付けてから、内部にコントロールボードを組み込みつつ箱状の胴体を組み立てればいいのです。
てなわけでRB2000が組み上がりました。

実は組み立て前に標準のモーションをコントロールボードに入れておいたので、この時点で動かすことができます。
なおこの画像でロボットのお尻当たりから見えている白いケーブルは、有線のPlayStation2標準コントローラーのケーブルです。無線コントローラーを買わなきゃいけなかったんですが、青色のがなかなか売っていなくて……
動けるといっても、細かいサーボの調整がまだなので上手く歩けませんでした(2〜3歩でコケる)。これには、WINDOWS機に接続して基準姿勢を合わせてやる必要があるのです。
さて、ここで難題にぶつかりました。ロボットの名前を何にしようか? という問題です。
ホビーロボットの世界では、自分のロボットには名前を付けるのが決まり事になっているようで、WINDOWS機にインストールするソフトウェアも初回起動時にいきなり『ロボットの名前を入力してください』と表示します。
このロボットは当面はSF大会等でディーラーズルームの看板ロボとして使い、バトル大会に出場する気はありません。
(それならことさら格好いい名前にする必要はないか)と思い直して、当分は「ナッシュ」でいくことにしました。拙著『ミリー・ザ・ボンバー』シリーズに登場するナビゲーションシステム/ロボットの名前です。
翌日、デスクトップWIN機を使わせてもらっている某社事務所にてサーボの初期設定を微調整し、無事歩行に成功しました。といってもリノリューム貼りの床面では滑りすぎ&有線コントローラーのケーブル剛性のせいですごく不安定。
こんなとき、ホビーロボットの世界ではホームセンターなどで売っている『養生テープ』を足の裏に貼り付けて床面と足裏の滑り具合を調整して安定させるのが一般的。そんなわけで養生テープを買いに行くのが次の課題になりました。
ディーラーズルームのデモに使用するための「座る」モーションと「立ち上がる」モーションも作成。モーションを作るのに使う『RobovieMaker』というソフトはわりに使いやすく、思ったより簡単に作れました。
作ったモーションをPS2コントローラーのボタンに割り付けて、USB経由でロボットのコントロールボードにデータを送れば、もうWINDOWS機に頼らずともナッシュ君を動かすことができるようになりました。
でも、このままじゃディーラーズルームの看板ロボとしては押し出しが弱いですね。やっぱりしゃべらないと。
そんなわけで次回は音声データの作り方をご紹介します。
続く。